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心理臨床センター主催、公開講演会を開催しました。

2014年12月16日(心理臨床センター)

心理臨床センター主催 公開講演会 開催概要

常磐大学心理臨床センターが主催する、公開講演会が11月30日に開催されました。今回講師としてお招きしたのは、早稲田大学人間科学学術院准教授で臨床心理士の大月友(おおつき・とむ)氏。「こころを柔軟に今を生きるための心理学〜Acceptance & Commitment Therapy(ACT)のエッセンスを活かす〜」をテーマにレクチャーしていただきました。

Well-being(より良く生きる)ためにはどうすれば良いのか、科学的な心理療法として研究が進められている“ACT”では、人間は言葉を使えるようになった時点で、いつでも精神的健康が脅かされる状態にあると指摘しています。そして、心の病を防ぐだけではなく精神健康を高めるために、こころの柔軟性が必要であると主張しています。大月氏は、目には見えない心の働きを知るために「心の声に耳を傾ける」エクササイズを取り入れ、こころの内側を理解する体験的な講演を展開しました。

無意識のうちに訪れるネガティブな発想(心の声=マインド)は、それに執着してしまうと、人生そのものが辛いものとなってしまいます。しかし、心の声に抗おうとすると、自分自身を追いつめてしまい、さらにはまり込む結果を生じかねません。そこで、ネガティブに考えている自分を客観的に、俯瞰で見ることが大切だと大月氏は解説します。ありのままの自分を否定せずに観察することが、今をより良く生きる第一歩だと気づかせてくれる、とても有意義な講演会となりました。

日時 2014年11月30日 13:00〜15:00
会場 H棟大講義室(見和キャンパス)
対象 一般の方
講師 大月 友 氏
早稲田大学人間科学学術院准教授、臨床心理士
演題 こころを柔軟に今を生きるための心理学
〜Acceptance & Commitment Therapy(ACT)のエッセンスを活かす〜