
2012年1月31日(火)に心理学科の第26回卒業研究報告会が開催されました。大学での学習の集大成として取り組む卒業研究というプロジェクト。心理学科では学会での学術大会で広く採用されているポスター発表形式での中間報告会を9月末から10月頭までの間に1回、最終報告会を1月末から2月頭までの間に1回、毎年開催しています。
卒業研究を行う4年生だけでなく、教員や心理学科の1・2・3年生も参加し、質疑応答が活発になされました。また、報告会は大学構内にて公開式で行われたため、他学部他学科の教員や学生、大学院生の参加も見受けられました。
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4年生にとって報告会は自らの研究成果を人前で説明する機会であり、何重にも緊張する場面ですが、下級生からの鋭い質問に対して「とても刺激になり良かった」とする感想や、「説明する側はかみ砕いて説明することが要求されるため、自分の理解度を再確認でき、良い機会であった」といった実感を得る場面でもあったようです。
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報告会の後には追い出しコンパとしてゼミナールごとにまとまって、軽食やお茶を楽しみながらのパーティーを行いました。ビンゴ大会などもあり学生・教員一同、和やかな時間を過ごしました。この報告会ならびにパーティーの企画や運営は、心理学科の学生で組織するPSYというグループが行っています。学生主体で様々な企画が運営されるのも心理学科の大きな特長です。
2011年3月に心理学科を卒業し、常磐大学大学院人間科学研究科修士課程に進学した浜名瑞恵さんが、2011年9月18日・19日に早稲田大学で開催された日本行動分析学会第29回年次大会で研究の成果を発表してきました。
タイトルは、「幼児における動物・植物・無生物の分類行動」で、佐藤隆弘先生と森山哲美先生との連名での発表でした。
他にもこの学会では本学の島田茂樹先生、菅佐原洋先生、そして大学院生の長谷川福子さんが日頃の研究の成果を発表されました。
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2010年3月に心理学科を卒業し、常磐大学大学院人間科学研究科修士課程に進学した長谷川福子さんが、2011年11月25日・26日にスペインのグラナダで開催された国際行動分析学会第6回国際大会(The Association for Behavior Analysis 6th International Conference in Granada.)で研究の成果を発表してきました。
タイトルは、「Chicks' Choice Responses Reinforced by either an Imprinted Stimulus or Food under a Concurrent Schedule.」で、強化子が刻印づけられた刺激や餌であるときの、ニワトリのヒナの選択行動のパターンを調べた実験についての内容をまとめたものです。
森山哲美先生との連名での発表でした。他にもこの学会では本学の菅佐原洋先生が発表されました。
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2011年12月8日に「人間中心設計推進機構」の2011年度研究発表会が開催され、伊東ゼミの3年生が企業人や大学教員に混じって、研究発表を行いました。
人間中心設計とは、人間を理解した上で、人間の経験価値を高めるようなモノづくり、環境づくりを設計しようとするアプローチであり、人間設計推進機構では毎年、研究や事例の発表会を実施しています。
ゼミ生は春セメスターから2グループに分かれ、オリジナルな研究を実施しました。電子ブックリーダーと紙の書籍というメディアの違いが理解に与える影響と、教材読み返し時の検索に与える影響です。
それぞれに実験、データ分析、発表資料の制作を精力的に行い、ポスター発表をやり遂げました。一人一人が持ち時間を決め、全員が当日役割を果たしました。
彼らは夏には研究の企画と設計を企業で発表し、秋には研究実施を行いました。聴衆の関心は高く、黒山の人だかりで、大変好評でした。企業の方や大学の教員からの質問にも、堂々と答えていました。
研究は学部生が熱くなるほど手ごたえのあるものです。頑張って、熱くなって、学生たちは、写真にもあるように、一回り大きくなったようです。
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伊東ゼミのテーマは大きく分けて二つ。ひとつは「認知」。これは記憶、理解、思考、学習、熟達といった頭の働きを扱います。もう一つは、人と環境(空間、人、モノ、情報)との相互作用の意味やルールを扱います。この二つにまたがる研究テーマとして、情報機器と人の学習活動の関わり合いを調べる実験を企画・設計しました。
具体的には、電子ブックリーダーと紙の書籍というメディアの違いが、理解や情報の検索活動に与える影響の研究です。2グループに分かれて、それぞれに研究を独自に企画し実験の手続や分析方法を設計しました。
この領域は社会では「人間中心設計」と言って、人間とモノとの関係をよりよく理解して、製品や経験の設計に生かすモノづくりあるいはサービス設計の仕事と結びつきます。
今年は企業見学だけではなく、学生も研究を企画して発表する取り組みを行いました。写真1は学生が発表している様子です。日立製作所デザイン本部の実験室で発表させて頂きました。もちろん現場の方々から、ご意見やアドバイスを多数頂きました。
学生は皆かなり緊張したようですが、よい経験になったようで、何よりも、本当に心理学が社会にむすびついている現場を知ることができて喜んでいました。
写真2は赤坂にあるビルの前で撮影したメンバーの写真です。皆、本当に頑張りました。現在は、企画を実行すべく、データ収集と分析に取り組んでいます。その結果についても、外部発表をする予定です。皆、大変さを楽しんでいるようです。いや、楽しめるようになったようです。

